人に頼まれることが好き。
断るのはもったいない。
何よりも人の為になる人でありたい。
その想いが、結果的に仕事となっている。

横 山よこやま 剛 たけし

人に頼まれることが好き。
断るのはもったいない。
何よりも人の為になる人でありたい。
その想いが、
結果的に仕事となっている。

横 山よこやま 剛 たけし

Profile

甲南大学文学部卒 
神戸大学大学院経営学研究科修了 (MBA) 
同博士課程後期在学中。
立命館大学・近畿大学・神戸芸術工科大学 講師
(非常勤)、神戸学院大学 客員講師。
神戸市「デザイン都市・神戸」創造会議委員 
兵庫県「阪神南地域産業戦略研究会」委員、
神戸市「こどもの創造的学びに関する研究会」
委員等を歴任。
現在も『学生起業家』として新規事業に挑戦しつつ
地域の若者教育と起業家支援にも力点を置く。
学術領域における専門はマーケティング。
大学では事業創造論・企画デザイン論・
サービスマネジメント論・
マーケティング戦略論などの講義を担当。
好きな学問は西洋哲学と心理学。
趣味はラグビー(未だ現役)。自称「愛」研究家。
座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。
尊敬する人は冒険家、植村直己さん。

素直な想いに真っ直ぐに従えば、
突き詰めることは容易い。
その想いがさまざまな事業になり、
たくさんの人の
幸福につながっていく。

インタビューアー: SRCグループは地域を軸に人や企業・地域のための事業を展開されています。地域に目をつけられた理由と、人や企業のために事業展開される理由は何ですか。

横山: 私は大学在学中に教育関連事業で起業し、そこからより社会貢献度の高い事業を行いたいという想いで求人広告の事業会社を設立しました。
また、神戸の大学で学んでいたことと、関西の経済が大阪に集中しており市場が残されていたのが理由でまずは兵庫県地域で起業しました。
SRCグループの中心となる業務は、地域の企業が抱える求人や販売促進の課題に対してソリューションを提供していくことです。
この地で学び、この地に愛着があるからこそ「これからの発展に向けて刺激を与える存在になりたい。刺激を与えると、新しいものが生まれていく」という想いで、街を活性化するイベントを行政と連携して運営したり、地元放送局の再生、子供たちの笑顔・元気・思いやりを育むキッズチアスクールなども展開したりしています。事業の内容的にもドミナント展開することが効率よく、テクニカルな理由からも地域密着型の企業となっています。

インタビューアー: さまざまに事業を展開する原動力となっているモチベーションは何なのでしょうか。また、SRCグループが社会に与えることができる価値は何だとお考えですか。

横山: 物事がより高次元に向かう為には、テーゼ(正)とアンチテーゼ(反)があってジンテーゼ(合)が生まれるという考え方があります。SRCグループは地域の皆さまと仲良く手を取り合いながら、既存の価値観にとらわれず、時には批判も厭わず、新しい方法や価値を提案する発言をしていくことで、もっと魅力的な地域に発展させていきたいのです。誰かと関わる中で生まれてくる相談事や頼まれ事は、私が力になれるのであれば、と思って断らずに引き受ける。その結果、ありがとうと喜んでもらえると自分も嬉しくなる。初めからお金儲けをしようではなく「自分が役に立つのであればやる」を積み重ねた結果で、事業内容も広がり利益も生まれていきました。
現在、行政機関と一緒に取り組んでいる非営利な事業もありますが、それも地域の為になると考えているからやっていること。金儲けを考えるのでは無く、社会に便益を生み出すという考え方でいると物事はスムースに進んでいきます。儲けたい気持ちが先行してしまうと、何をやるにしても本心はしんどいになってしまうと思います。地域の役に立つからやる、その先に「地域で最も愛される企業になる」というエモーショナルな目標も実現できると考えています。

人のために何ができるか。
誰かの役に立てているのか。
その根底にある愛について
向き合ってみれば、
自分の行動が正しいかどうかの
判断基準になる。

インタビューアー: さまざまなことに情熱を注いでおられますが、人生を歩んでいく上で大切なことは何ですか。社会に出て仕事をすることの意味は何だとお考えですか。

横山: 人間にとって大切なことは、限界まで本気でチャレンジすることだと思います。私は40歳を越えてからMBAを取得するために神戸大学大学院に入学し、現在も博士課程に進学して学んでいます。金曜日の夜と土・日曜日にカリキュラムを詰め込んでの勉強は大変でしたが、本気だから全く苦にはなりませんでした。現在も博士号取得に挑戦する理由は、頭を常に鍛えておく習慣を付けるためです。また、いくつかの大学で教員を務めていますが、学生に教えることは自らの刺激になりますし、自らの知見を次世代に伝えることで学生諸君に成長してもらえることができれば嬉しく感じます。
人が働くことの目的は、自身の幸せを得るためです。けれども、自分を優先すると幸せになれないことも必然です。誰かのために役立って働いたことがない人、その喜びを知らない人が利己主義に陥ってします。「仕事と遊びの楽しみは違う」この意識が大切です。仕事の楽しみとは「人のためになれること。自分のやることが誰かの役に立てること」です。SRCはその楽しみを提供できる会社で在り続けます。

インタビューアー: 経営者として大切にされている考え方や価値観は何かをお聞かせください。また、SRCではどんな働き方が求められるのでしょうか。

横山: 私は「モテたい」が信条で、そして「愛」を研究しています。ふざけていると思われるかもしれませんが、その発端は「ビジネスって何だろう?金儲けって何だろう?」と本気で考えたことです。仕事の対価であっても、金儲けってどこかよくないイメージをもっている人もいます。そこに疑問を持ちました。お金がなかった時代、取引は物々交換でおこなわれ、互いに同等の感謝がありました。しかし、お金ができた現代では、やった仕事ともらうお金に同等の価値があったとしても、お金をもらう方のありがたみが高く考えられがちです。物々交換のロジックで考えると、仕事とお金は「同じありがとう」の交換なのです。ということは、「儲かっていない=感謝されていない」ということになる。そんな思考を突き詰める中で「愛はお金で買えるのか」と考えはじました。愛が生まれる根底には、相手に対する感謝がある。そんなロジックを整理していくと「愛=感謝=お金」のような図式も浮かんできました。
「モテること」は愛を育む行為であり、それはビジネスでも人間関係でも人として正しい感謝される行為となる。つまり、世の中は「愛」でできているという結論に至りました。ビジネスは「愛」なのです。私のやること、SRCグループの手掛けることには「愛」が先行する姿勢でいたい。だからこそ、働き方に「人のためになれること。誰かの役に立てること」が求められるのです。